この記事では「大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)が高すぎる理由」について解説していきます。
2018年の総務省の調べによると、大手キャリアのスマホ代は約8,000円が相場と言われています。
格安SIMに乗り換えれば半額以下になるのに、わざわざ大手キャリアを契約するメリットって一体なんなんだ…。
何て思ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、大手キャリアのスマホ台がなぜここまで高いのか、その理由や対処法をご紹介していきます。
スマホ代を少しでも安くしたい方はぜひ参考にして下さい。
目次
大手キャリアはなぜ高すぎるのか
大手キャリアは設備維持費が高すぎる
大手キャリアの料金がなぜここまで高いのか、その秘密は「通信回線」にあります。
大手キャリアが我々に提供している通信回線は、世界に誇れるくらい良質なんですよね。
なので、それにつられて維持費が高くなるのは半ば当然のことなのかもしれません。
品質の良い通信回線のおかげで、地震や災害などの緊急時以外は、常時我々に安定した回線を提供してくれていますよね。
これが海外だったらそうはいきませんよ。
通信が途切れてしまう事もありますし、電話中にノイズ音が入ることだって多々あります。
そう考えると、安定したサービス提供をし続けるため、設備費用が高くなってしまうのは真っ当な流れなのです。
実際にKDDIの髙橋社長はこう述べています。
「設備維持費に利益を投資しなければ、通信品質を維持することができない」
また、ソフトバンクの宮内社長も、菅官房長官の値下げ発言に反論する際、「海外の携帯キャリアは、設備投資をして後から回収することが前提」と述べています。
大手キャリアの高品質は紛れもない事実なので、今の回線を利用し続けるには、高額な料金を払わないといけないのが現状ですね。
大手キャリアは設備投資の金額が高すぎる
2020年に次世代通信サービス「5G」がいよいよスタートします。
大手キャリアが5Gのネットワークを構築するには、アンテナ・基地局を4G→5G用に変更しなければなりません。
つまり、大手キャリアは設備投資のための初期費用を用意する時期に差し掛かっているという事です。
※あくまで噂ですが、早ければ2019年末までに5Gが提供開始される可能性があります!
ちなみにNTTドコモでは、年間5,000億円近い設備投資を行っています。
こうした「未来の新しい通信サービス」の開発費が莫大であることが、大手キャリアの携帯料金の高さに繋がっているのです。
大手キャリアは店舗運営費が高すぎる
大手キャリアは専門ショップが日本中にあるため、それだけ運営費もかかります。
- 人件費
- 光熱費
- 家賃
などですね。
大手キャリアの契約方法と言えば、今はまだ店舗での契約が主体ですよね。
店舗を全国展開するとなると、どうしても莫大ば運営費がかかってしまいます。
ただ、今後は格安SIMサービスのようにWEBサイトからの契約が主体になることが予測できます。
WEBサイトからの契約が主体になれば、店舗運営費も削減できますし、ユーザーに還元できる金額も増えるでしょう。
大手キャリアが高すぎる理由は「有料オプション・有料コンテンツ」が原因かもしれない
大手キャリアは契約時に「有料オプション」や「有料コンテンツ」の加入を義務付けてきます。
「大手キャリア契約時に加入する有料コンテンツ一覧」
- ブックパス(400円程度)
- TV関連(500円~)
- 漫画・アニメ関連(300円~)
- ビデオ・DVD関連(500円~)
などなど…。
上記コンテンツは複数加入した場合、かなりの金額になるので馬鹿になりません。
大体1つあたり約500円程度なので、4つ加入した場合、毎月2,000円ほど携帯料金に加算される計算です。
外せば済む話なのですが、、、
- 外し方がわからない
- 自分がどのオプション・コンテンツに加入しているか把握していない
といった問題が付きまとうので、外し忘れてしまう方も多いのではないでしょうか。
大手キャリアの携帯料金が高すぎる理由として、有料オプション・有料コンテンツの加入が原因として考えられます。
もし外し忘れているのであれば必ず外しましょう。
有料コンテンツは大手キャリアの公式サイトから簡単に外すことができます。
大手キャリアの携帯料金は今後安くなるのか
2018年8月21日、菅官房長官はこのように発言しました。
「携帯料金は4割程度値下げの余地がある」
大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)ユーザーの方にとっては朗報ですが、経営陣には激震が走ったようです。
- 寝耳に水
- 4割の根拠がわからない
- サブブランドも提供しているので考慮して欲しい
といった声が上がったみたいですね。
前述したように、大手キャリアはこれまでと同様、「設備投資・設備維持費」が必要なので、4割の値下げは死活問題です。
猛抗議するのは当然の流れですよね。
それでは今後、大手キャリアの携帯料金が安くなることはないのでしょうか。
私は「今後も大手キャリアの携帯料金は下がらない」と思っています。
なぜなら、過去に同じようことがあった時、大手キャリアの携帯料金は一向に下がらなかったからです。
同じような出来事とは、2015年に安部首相が大手キャリアに値下げを迫った件です。
安倍首相が大手キャリアに「家計に占める通信料の割合が高すぎる」と迫りましたが、料金設定が変わる事は一向にありませんでした。
首相が値下げを煽っても料金が下がらないなら、「今後も大手キャリアの料金設定は変わらない」と考えるのが妥当ではないでしょうか。
それに加えて、安定した通話品質・通信速度を提供できるのは、大手キャリアだけというのも理由の1つです。
以上のことから、大手キャリアの独占市場は今後もまだまだ続く事が予測できます。
※独占市場とは、他に競争相手がいない市場のことです。競争相手がいないと価格は必然的に引き上げられます。
大手キャリアを契約するメリットについて
ここまで大手キャリアの高額料金について解説してきましたが、とは言え、大手キャリアを契約するメリットが全くないという訳ではありません。
大手キャリアには大手キャリアのメリットがあるのも確かです。
例えば、、、
- 通信速度が速い
- 電波状況が良い
- 家族割・シェアプランがある
- 専門ショップが多いのでトラブルに強い
などですね。
大手キャリアは格安SIMサービスよりも歴史が古いので、これまでに培ってきた絶大なる信頼があります。
ドコモ・au・ソフトバンクを知らない人ってまずいませんよね。
安心してスマホを使わせてくれるのが大手キャリアの最大の強みです。
また、4人以上の家族で契約する場合は「家族割」や「大容量データシェアプラン」に加入できるのもメリットです。
1人で大手キャリアを契約するメリット
ぶっちゃけ、、、
1人で大手キャリアを契約するメリットはほぼありません。
なぜなら、1人の場合だと、家族割も組めないですし、データ容量をシェアする相手もいないからです。
なので、一人でスマホを契約する場合は今流行りの格安SIMにした方が何かとメリットが多いです。
格安SIMであれば、月額980円から利用できるキャリアもあります。
品質にこだわりがないのであれば、ぜひ格安SIMに乗り換える事をおすすめします。
昨今の格安SIMは品質も良くなってきているので、大手キャリアから乗り換えてもそこまで違和感はありません。
中でも私がおすすめするのは「UQモバイル」ですね。
UQモバイルなら大手キャリアとほぼ同等の条件でスマホを使うことができます。
UQモバイルの通信速度や通話プランは大手キャリアとほぼ同じです。
その辺の内容は↓の記事で詳しくレビューしているのでぜひご覧ください。
→UQモバイルを使ってみた感想をご紹介!通信速度や使い勝手を本音レビュー!
大手キャリアの高すぎる携帯料金を安くする方法
「大手キャリアのスマホ代が高すぎる」
と悩んでいる方は乗り換えてしまいましょう。
というのも、大手キャリアにこだわる理由ってあるんでしょうか。
家族割や通話定額は格安SIMにもありますし・・・
キャリアポイントも2年使って貯まるのはいいとこ10,000ポイントくらいですよね。
それなら格安SIMへ乗り換えた方が絶対お得です。
繰り返しになりますが、大手キャリアから格安SIMに乗り換えれば、毎月のスマホ代は確実に980円~3,000円以内に抑まります。
つまり、大手キャリアの半額以下でスマホが持てるというわけです。
実際に私はソフトバンクからUQモバイルへ乗り換えたことで、毎月の携帯料金が8,000円→2,000円になりました。
大手キャリアが高すぎる理由メリットまとめ
ここまで、大手キャリアの料金がなぜ高いのか、その理由について解説してきました。
大手キャリアが我々ユーザーに高品質なサービスを提供するには、莫大な設備投資が必要だということ。
それ以外にも「人件費」や新しいサービスの「開発費」などが高額な料金設定の理由です。
大手キャリアを利用するメリットとしては、安心・安定してスマホが使えるということ。
しかし、繰り返しになりますが、大手キャリアの料金設定に嫌気がさしている方は格安SIMへ乗り換えるべきです。
格安SIMへ乗り換えれば、大手キャリアの半額以下でご利用いただけます。
大手キャリアから乗り換えても違和感なく使える格安SIMベスト3
UQモバイル
UQモバイルの最大の強みはau4GLTE回線を利用した「安定した通信速度」です。通話代・本体代コミコミで1,980円からご利用いただけます。また、UQモバイルには「ターボ機能」があるので、データ容量を節約しながら使うことができます。しかも余ったデータ翌月に繰り越すことも出可能です。
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- シンプルでお得な料金プラン!
- 独自のサービスがたくさん!
- 顧客総合満足度第1位
- 手厚いサポート
Y!mobile
Y!mobileはソフトバンクの「サブブランド」という位置づけのキャリアです。Y!mobileはソフトバンクの回線をそのまま利用できるので、ソフトバンクとほぼ同等の速度でご利用いただけます。さらに、Y!mobileは国内通話が10分以内かけ放題です。かけ放題プランの「スーパー誰とでも定額」もあるので、24時間かけ放題にすることもできます。
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